10周年記念、史上最大のリアルイベント、今頃になって11にハマっている身としては足が痛かろうが仕事が押してようが何が何でも行きたかったスペシャルイベントです。
さすがに前日から現地入りはできなかったので、始発新幹線で横浜へ。
現地に行ってまず驚いたのは行列、長っ!!
どこまで続くんだよコレ…と思いながらようやく最後尾に並んだのが9時ジャスト。入場は10時を回っておりました。とにかく凄い、溢れかえる人、人、人。これ皆FF11プレーヤーかと思うとFF11すげぇ!10年続いてるってホントすげぇ!!と思わず声が出てしまうほど。
現実にはアホみたいな行列に皆歯痒い思いをしてたに違いないのですが、これまでに何度もシュッシュオンラインを経験してきた歴戦のプレーヤーたちはその程度では全く動じません。ひたすら待つ、待って耐えて、そして突撃する。ほんと凄いなと思ったのが、あれだけ待ってても、皆さんの集中力が切れていないこと。さすが幾多の困難を乗り越えてきた冒険者の皆さんです。少々のことでは諦めない、チャンスを逃さない、ゲーマーの意地を見た気がしました。
周囲を見回して次に感じたこと、おっさん率高ぇ!
…口が悪くてすんません(^^;; まぁでも20代後半〜40代前半くらいの男性が多い感じでした。まぁそうですよね。ゲームに熱中できて、オンラインゲームを楽しむことができるだけの知力と体力と経済力のある人間…というとその世代が多くなるのは当たり前で、同世代の私も立派なオバサンなわけですよ。子供がほとんどいないので、TGSとかと比べるとはるかに年齢層が高いです。
中に入ってまずはランダムディール。それから物販の列へ。入った時点でもう10時を回っていたので、物販でCDを買う頃にはもう午前が終わろうとしていました。LSの皆さんと連絡を取ろうとしましたが、この大混雑で電話の回線も大混雑しててなかなかつながらない。ライブクエストでパーティを組まないといけないので、仲間探しをしている人は結構沢山いたと思いますが、連絡が取れても目的地に移動するまでがまたひと苦労。それでも、これまでに何度も混雑によるエリアからの締め出しを経験してきた冒険者たちですから全く動じません。こんなこともあったよなぁ…と会場の混雑をネタにしながら、旅の仲間を見つけ出すわけです。
めでたくパーティメンバーがそろったところでライブクエストに挑戦してみたのですが、これが一筋縄ではいきそうにない。ララブのしっぽ亭で買ったランチボックスを食べながら、どうやって攻略しようかと作戦会議。殿様おにぎりが思ったよりデカくて食べきれませんでした(^^;;
結局、初日のライブクエストは難易度が高く、集まったメンバーでどうにか石板を探して頭をひねってみたものの解決には至らず。答え合わせもステージが見られなかったので分からないまま。谷岡さんのステージを場外から鑑賞して一日目は終了となりました。
夜はLSの皆さんと飲み。待ち合わせでちょっとした行き違いもありましたが、これまでに様々なPCと悲喜こもごもの交流を経験してきた冒険者たちですから全く動じません。マップが無いとかタゲれないとかすべてがネタになるFF11の懐の深さに感心しつつ、発表された拡張ディスク「アデュリンの魔境」のことや、明日のライブクエスト攻略のこと、LSの他のメンバーさんのことや各人のリアル生活のこぼれ話など、楽しい語らいの時間を過ごしました。
二日目は初日に買えなかったグッズと山串を狙って早起きして行きましたが、初日の疲れもあって会場に着いたのは7時過ぎ。グッズは買えたものの山串は買えず、ガルカンソーセージとイエローカレーパンを買って、昨日見られなかった開発者のトークセッションを見にステージの待機列へ。しかしこの間に谷岡さんのライブがサブステージであることにあとから気付いて大ショック。仕方がないので耳をそばだてて聴いてました。物欲に目がくらんで各ステージの時間を把握できてなかった自分のミスだなぁ…と落ち込んだり、ドット絵で作られた10周年おめでとうムービーに感動したり、新ジョブやロードマップの発表におー!と唸ったりしてました。(でもレベル60のヘタレプレーヤーには分からないことが多すぎてどう凄いのかよく分からなかった部分も多いです)
その後は水田さんのミュージックステージ。昨日行列しながら聴いてて、ノリノリのサウンドに興奮しつつあー、あーちゃんと聴きたいステージで聴きたい!!!!とやきもきしていたのでワクワクしながら待機列に並びました。自分の中でに水田さんは13-2で一気にブレイクした感じで、はっちゃけた感のあるノリノリのリズムと、地味なように見えてじつは水飴のように粘り強く糸を引いて心に残るメロディが素ン晴らしいな、と勝手に思ってるんですが、FF11の曲は長時間聴くことを前提に作られてるだけあってほんとにスルメです。噛めば噛むほど、聴けば聴くほど味が出て好きになってしまうのです。ナナーミーゴスのステージは演奏も素晴らしく、伊賀さんの巧みな指使いにうっとりしたり、岡部さんの可愛い笑顔にキュンとなったり、本当に楽しいステージでした。本当に素晴らしかったので、今後もナナーミーゴスの演奏が聴ける機会があって欲しいです。
そして今日こそは!と意気込んでライブクエストに挑戦。2日目は少人数でもクリアできるようになっていたので、LSのメンバー3人でパーティを組んで参加しました。初日よりは簡単になっていましたが、ちょっとしたひっかけもあったりして、でもネットで情報調べたりしながらなんとかクリア。移動が遅くて足手まといでしたが私も頑張ったつもりですw 絵を描いたりカード交換したりなど、謎解きだけでは交流を目的とした内容も含まれていて、とても楽しかったです。こういう独特の遊びと交流が楽しめるのは、ゲームのイベントならではだなーと思います。
そして投票や景品交換などの用事を済ませてから、最後のステージの待機列へ。入れるかどうか心配しましたが、最後のステージは立ち見ということで中には入れて一安心。私の足が限界でしたが気合でカバー…というかキャリーバッグにほぼ全体重掛けて凭れかかったりしてました。足が激痛で時々動かない、リアルパライズ状態w
クエストの答え合わせやモグボナンザの発表のあと、植松さんのステージ。11の曲が一曲だけなのは残念でしたが、メンバー的にしょうがないよね、とか思いつつ。他の曲も好きなので私的には無問題だったり。で、テンション上がったところに最後の衝撃の発表。
田中弘道さんがFF11のプロデューサーを退任し、来月でスクウェア・エニックスも退社するとのこと。最初は驚きの方が強くて、うまく飲み込めず、泣きそうになりながらいろんなことを思い出していました。私は2008年のTGSで一緒に写真を撮っていただいたことがありますが、当時の私はFF11をプレイしていなかったのですが快く応じて下さって、大きな背中に強い憧憬を感じたものです。あの時の写真は一生の宝です。
私は一介のファンに過ぎないので、製作者の仕事内容なんて理解のしようもないのですが、それでも作ってくれた人がいるからこそ遊べるというのは事実なわけで、これまでのゲームで味わったたくさんの感動と喜び、そしてゲームがきっかけになったたくさんの出会い、それらすべての元になるなにかを作ってくれた人が去ってしまうというのはやはり、寂しいです。
でもそれはいつか来る時であることも事実で、…そう考えると、こうやって皆の前であいさつしてくださって、その場に自分も立ち会うことができて良かったな、と。帰りの電車の中で友達と話しながら、動揺して揺れまくっていた心がその時ようやく少し落ち着きを取り戻した感じでした。
家に帰ってから家族と話をしていて泣いちゃいましたけどね。
ゲーム作りを辞めるわけではないようですし、また別のところで活躍して下さると信じています。田中さん、今まで本当にありがとうございました。そして、お疲れさまでした。
そんなこんなで、衝撃の幕引きとなりましたがヴァナフェス2012は終わりました。そしてこれからもまだまだ続くヴァナ・ディールでの冒険。冒険者としても気持ちを新たにしつつ、頑張っていきたいと思います!
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