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エメトセルク沼より
沼で溺れそうなのでちょっと吐き出させてください。
考察というか感想というか、色々考えてたら大分発酵してきておかしくなって、結構な思い込みが混じってますのでアカンと思ったらそっ閉じしてください。
文体とテンションがおかしいですがお許しください。
エメトセルクはラストバトル前のやりとりでアリゼーが斬りかかってきたのを弾き飛ばす直前に一瞬だけ悲しそうな顔をする。調べてみたらほんのわずか1秒ほど。そんで弾き飛ばしたあとで目をそらしながら「茶番だよ」って言う。アルフィノのセリフには言い返せてないし魔法で黙らせようとする。んでその後にヤ・シュトラとウリエンジェに更に追及されて仮面で顔隠しながら怒る。あれ聞こえないふりしてるけど確実に精神的ダメージ受けてると思う。
だってそうなんだよ。生きたいとあがいていた人達がいたのは終末のアーモロートも第八霊災の未来も一緒なんだよ。生きたいとあがいていた人達を助けようとして期待を背負って、半分しか助けられなくて星を活かすためにさらに半分失って、残った人達までも14に分割されてしまったのが彼なわけで。
根が真面目な彼だから、誰一人死なせてはいけないと思っていたと思う。だから一番最初の犠牲者を取り戻すことにこだわった。
イノセンス戦後に水晶公に対して彼は言っていました。
「たかだかひとりの英雄様を救おうとしていたとは。まったく、馬鹿すぎて恐れ入る」と。
ラストバトル前のシーンで水晶公が檻から出てきた時、エメトセルクはとても強い眼で水晶公を睨みつけます。この眼が本当にかっこよくて痺れるほど大好きなんですが、世界中を敵に回しても戦う覚悟をした眼だと思います。だってこの場面、周りに敵しかいないんですよ。
水晶公の選択は自分がいた第八霊災後の世界線の未来を捨てて過去の英雄の命を取る選択でもあります。しかも根拠は英雄が生きていればなんとかなるだろうという勝手な期待です。根が真面目な彼には許せない選択だったのではないでしょうか。
水晶公や希望を託したその世界の人々の気持ちに水を差すことになってしまいますが、英雄さえ生きていればなんとかなるという思想は危険でもあります。過剰な崇拝は依存や思考停止を生み、異を唱える者を排除しようとする。皇帝をやっていた彼ならその危険性は厭というほど知っているでしょう。
だから彼はやっぱり怒っていたのだと思う。
同胞を救えなかった自分に絶望し、愚かな争いを繰り返す世界に絶望しながら、あの日のままで停止したままの生きたいという人々の願いを託せる相手をずっと探して。
古代人は不毛な争いなんかしない話し合いで解決するんだと語っていた彼ですが、結局最後は殴り合いでした。なんでだよ!と思いますが、殴り合いでもしなきゃ収まらなかったのでしょうね。なりそこないより古代人の方が優れているんだというのは彼の意地というかプライドのようなもので、同情や憐れみでなく自分たちの過去と想いを託すには、思い切り殴り合ってお前らが勝ったんだからちゃんと背負っていけよ!っていう、そんな方法しかなかったんじゃないのかなって。ああもう!
なんでこんな複雑な感情の塊みたいなものを投げつけてくるのかこの人は!

もしも彼の言う通り、光に呑まれた主人公が一人で彼に会いに行っていたら…そんなことを考えていたら妙な電波を受信してしまいましたので以下続きで。
腐ってはないですが所詮妄想なのでダメな人は読まないで。
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テンペストの冥き海の底に、“それ”の気配は静かに緩やかな風を纏いながら現れた。魔法によって作り出されたアーモロートの中心にあるカピトル議事堂の扉の前に、ふわりと降り立つ。
エメトセルクはその姿を見ようとしたが光が邪魔をして見えなかった。いや存在が光そのものであるなら、“それ”を見ることは不可能なのかもしれない。
「お前、本当に・・・」
エメトセルクは半信半疑だった。光の力を制御できる事などあり得るのか彼の中にも確証はなかった。
応えはない。
音声を発することに意味を感じないのだろう。
“それ”は何も言わずにゆっくりと近づいてきた。
近づけば近づくほど、眩しさに直視することができない。相反する属性の力を容赦なく浴びせられて身体中に嫌悪感が走る。心の中で舌打ちをするエメトセルクの脳裏に“それ”の言葉が入り込んでくる。
お前は、何も見えていない

お前は、何も聞こえていない

お前が見る全ては闇がそう見せたものにすぎない

お前が聞く全ては闇がそう
「なるほど話が早くて助かるな。ならば私は、どうすれば真実を知ることができる?」
全身を襲う不快感に苛立ちを覚え、流し込まれる言葉を遮ってエメトセルクは問い返した。

見えないのは、お前が闇を抑えているからだ

聞こえないのは、お前が闇を抑えているからだ

中途半端なのはお前だと、言葉が落ちてくる。

「この期に及んで、私を試すか…」
苦笑いを含みかけた口元が引き攣る。全身に堪え難いほどの激痛が走る。正確にはそれは肉体の感覚ではなく魂の、決して解かれてはならない個としての魂の境界が引き裂かれ壊されていく感覚だ。
苦痛のあまり身体を支えきれず地に伏して尚ももがき苦しむ。

怖れる必要はない
お前は何も失わない
お前が見たものに意味はない
お前が聞いたものに意味はない
お前が感じたものに意味はない

硬質のガラスが砕けるような冷たい金属質の音とともに、幻影魔法が打ち破られ都市の虚像が砕け散る。
苦痛に喘ぎながら見開かれた彼の瞳の中で、彼の愛した街が粉々に壊れて消えていく。

哀しむことはない
お前が感じることに意味はない

痛覚がすべての感覚を奪い、意識が遠のいていく。記憶、感情、あらゆる感触と情動を繋ぎとめようとする意思の力が引き千切られていく。

全ては原初の刻へと回帰する
在るのは光だけ

お前は何も失っていない
終末の災厄も
分断された世界も
そこに繰り返された数多の歴史も
全て“無かったこと″
お前は何も失っていない
お前は何も知らなくていい
言葉など、もう出てこない。
魂は砕けエーテルは四散し肉体は消滅した。

そうして消えゆく闇の中にそれでも消されまいと抗う何かを感じ取って、光はその闇に手を差し伸べた。
光が闇に沿うことで、朧げに輪郭が浮かび上がる。想いの残滓が陰を作り、望まれたヒトの形を成す。一瞬の幻。

ーーー私が、全てを知っているから

闇が光に溶け、繋がれていた想いが解けていく。
それは神の慈悲なのか、最後に聞こえた声はどこまでも懐かしく優しい響きだった。

ーーーおやすみ、ハーデス

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以上。
ヒカセンがグ・ラハにかける言葉がおはようであるなら、あの人がハーデスにかける言葉はおやすみしかないであろうという妄想。
電波でごめん。
しかしエメトセルク大好きなのになんて残酷なこと書くんだ私。目の前であの街を壊すなんて。
一応言っておくとこれはif話であってそうなって欲しいわけではないし、うちの子(主人公のヒカセン)はこんなことしないし、もちろんあの人もこんなこと望んでいない。と思う。
光が停滞をもたらすというのであれば、光が満ちた結果訪れるのは絶対的な不変であり停止だ。時が流れる必要すらもはやない。だから原初の刻と書いた。
闇は活性と言っていたがそれは突き詰めるとなんなのだろうか混沌だろうか。こっちの方がイメージしにくい。
その輝きが世界を分断したと光そのものを憎むような発言があったけれど、これはゾディアークが言わせてるのかなという気がしている。つまり闇は光を憎んでいる。だったら光も闇を憎んでいるのではないかと思って、ハイデリンがヒカセンに投げかけた言葉(聞いて感じて考えて)の反対を投げかけてみた。そうじゃないのかもしれないけれど。でも光はアシエンを救ってはくれない気がするんだよなぁ。
光と闇、どちらも根源的には感情とかなくて憎悪も愛情も抱くことはないはずなんだけど、ゾディアークとハイデリンはヒトが作ったものだから感情に近いものを持っていてもおかしくないなと思う。
ヒトがヒトのままで光を受け入れるのは不可能なのだと思う。光を制御できたとしても、それはヒトではない。だから会いに行っても会話にならない。エメトセルクは期待をしていたけれど、そこにあるのはヒトとしての存在の消滅しかない。
だから本編の終わり方で良かったのだと思う。ヒトとしてヒトのままで想いをぶつけ合って殴り合って願いを継ぐことができたのだからあれでいいのだと思う。最後笑ってくれたからあれでいいのだと思う。
あの人のことをどんな風に思っていたのか、詳しく語られてないからモヤモヤするんだけど、あの人そのものに執着していたわけではないような気がするんですよ。恋人とか個人的に執着する相手だったらもっと最初から思い出せ!って迫ってきそうな気がして。転生組を引き上げるのと同じやり方で、とりあえず記憶を引っ張り出そうとするぐらいのことはやってて欲しいと思うんだけど、なんか諦めてる節があるんよね。過去に何回も出会って試しててダメだったから諦めてんのかもしれないけど。
ゾディアーク召喚とは別の理由で、あの人はいなくなってて、もしあの人が当時でも英雄なのだったら、あの人がいたら違っていたかもしれないっていう後悔みたいなものがあったのかもしれないけれど、それって水晶公の行動理由と一緒じゃない?でもエメトセルクの行動の動機はそこにはない。同胞を、友を、善き人々を…って全体の話をしてる。個人の話じゃないから重いんだ。一人で全部背負おうとするんじゃないよばかばか!

はぁ、もう、せつない。
厭だ厭だこれだからなりそこないは…ってため息ついてるエメトセルクが好きなんだ。
あんなこと言ってるけどあのおじさんソルのこと気に入ってて最後の別れの時まであの姿なんだもん。なりそこないのこと好きすぎやろって思う。エリちゃんのこともたまには思い出してあげなよって思うくらいに。
ソルを演じてた時にソルの人格はどう扱われてたんだろうとかすごく気になるんだよねぇ。
ふごぉぉ(あぁまた沼に沈む・・・
| FF14 | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark









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